テンプレート変えてみました。
前のと同じ作者さんのものなので、イメージにはあまり違和感はないと思いますが、 どうでしょうか? ぜひ一度は月を投げてみてください。 所信表明演説、カタカナ語を100回以上も使用したらしいですね。 昨今では確かに日本語では言い難い言葉も多いですが、 8301字で100回以上というのはどうなのでしょう。 単語一つ平均4文字としても、全体の5%は片仮名。 例えば、「未来に向けた新しい日本の、カントリー・アイデンティティ」 カントリー~なんて、国民性、じゃダメなのでしょうか。 これでは政治家でなく政治屋と言われても仕方ないような・・・・・・。 目先の言葉尻に捕らわれず、中身を見れる人間になりたいものなのです。 それでは今日の本の紹介。
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森博嗣の『幻惑の死と使途』と『夏のレプリカ』です。
今日は何故二冊なのかというと、この本のもつ特性に起因します。 これら二冊は、独立した事件ながらも、時間軸上はほぼ同時なのです。 そもそも事件なんてものは、 探偵役の都合を待ってくれるものではない、ということでしょうか。 これら2作は両方とも、S&Mシリーズと呼ばれる、 犀川助教授とその生徒、西之園萌絵が活躍するシリーズ物の作品です。 『幻惑の死と使途』は稀代のマジシャン、有里匠幻が、 テレビ中継もされる脱出ショーの最中に殺害される事件。 さらにその後、葬儀の際に、遺体が霊柩車から消失する。 死してなお、脱出ショーをみせるマジシャン。 密室殺害、遺体消失、これらの謎を中心として描いていきます。 『夏のレプリカ』は萌絵の友人の、杜萌とその家族が誘拐され、監禁されるなか、 犯人の中の二人がお互い撃ちあった格好で遺体となって見つかる事件。 残る逃亡した犯人の謎と、失踪したままの兄の行方を描く。 しかし、こちらは萌絵が試験中だったり、もう片方の事件にハマっていたり、 事件を知るのが遅かったりと、最初は杜萌の視点を主に書かれています。 先ほども述べた通り、この本の特性から、 前者の本は奇数章のみ、後者は偶数章のみという構成になっています。 だからといって、交互に読む必要は全くなく、それぞれを独立して読むことができます。 もちろん、交互に読むこともできます。 この記事を書くにあたって、交互に読んでみました。 こうして読んでみるとまた同時に違うことを扱うことの難しさや、 合わせることによって生じる混乱も見えてきます。 なので、最初は別々に読むことをオススメします。 この『幻惑の死と使途』はシリーズ中でもかなりのオススメです。 扱うテーマが非常に自分好みです。 これについて書きたいところですが、このテーマを明示すると事件が簡単になるので自粛。 そしてスタイリッシュな会話が多いことでしょうか。 最後の4ページをメインとしてステキな会話を楽しめます。 一味違った構成の小説たち、いかがですか? ランキング参加中☆ 読んでみたくなったらクリック♪ ![]() ![]() スポンサーサイト
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S&Mシリーズ大好きです!!
8作目(たぶん)の「今はもうない」が一番好きですね~。 ちょっと前に全部読破したとこなので嬉しいっすわ~。 ただ今私はVシリーズに突入したところであります。 私もこの2冊好きです。偶数章のみと奇数章のみになってるやつですよね♪ しかも「幻惑の~」は、解説があのプリンセステンコー! 彼女のデビューのいきさつなんかも結構面白かったです。 そうそう、新しいテンプレートが秋っぽくて良いですねぇ。 紅葉がとってもカワイイです☆ 私はこのテンプレートのほうが素敵だと思います☆
秋っぽいですし、なにより月が綺麗☆ そして優しい光で黒に背景にきわだっているところが☆ (●´д`●´д`●)ィィ☆(σ'∀') >羊メリーさん
自分もS&Mでは「今はもうない」が一番好きです。 Vシリーズに入ったということは、 壮大なあの仕掛けをまだ味わえるんですねぇ・・・。 うらやましい。 テンプレート作る人って凄いですよね★ >愛美さん
秋っぽいということはまた変えなくてはいけないってことでもありますよねww 寒くなってくるときにこういう暖色系はいいですよね♪ |
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『幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC』面白かったです。
もうこのS&Mシリーズは6作目で、ちょっと食傷気味なのだけど・・・ それでも一気読みしてしまうほど、面白いです。
奇数章だけしかなくて、偶数章は次の「夏のレプリカ」となっている、というふう... 自由の森学園図書館の本棚【2008/12/27 20:32】
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