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まどろみ消去―MISSING UNDER THE MISTLETOE まどろみ消去―MISSING UNDER THE MISTLETOE
森 博嗣 (2000/07)
講談社

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森博嗣の『まどろみ消去』です。
いつものシリーズものではなく、短編集です。
とはいっても、シリーズのキャラが出てくる話もありますが。

この短編集は収録作品が多いので、その分一つの話が短いです。
短いながらも、様々なタイプの作品があります。
和やかな作品から、洗練された少しゾッとする作品までいろいろです。

短編での森作品は、詩的な作品が多いです。
どの登場人物も基本的に、思考回路が優秀なので、
その思考の流れ自体が詩的に感じます。

日本語の響きを重視した言葉の選び方はこの作品でも、
もちろん健在です。
意味だけでなく、響きを捉えて読んでほしいと思います。

詩的ということは、多少読むのが難解だということでもあると思います。
しかし、この本はそれを楽しんでほしいと思います。
一つの話は短いのでページを繰るのは容易いはずです。

じっくりと、短い作品を読みこむのも、読書の醍醐味だと思います。
収録数が多いので、一通り読んでみて、気に入った作品を読み返す。
この本はそういう楽しみかたがお薦めです。

いよいよ読書の秋、手始めに短編集はいかがでしょうか?

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【2006/09/03 22:35】 | 森博嗣 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
こんばんは!
森先生の短編集は挑戦的というか、模索というか、あさりさんの仰る詩的な作品が多くて、次の作品に取り掛かる前にふと考えている自分がいますね。
しばらくは森作品から離れてみようと思っているのですが(笑)短編集もちゃんとレビューしなきゃなぁと思ってます!
【2006/09/04 01:29】 URL | まじょ。 #0HMKsla6[ 編集] | page top↑
>まじょ。さん
しばらく森作品から離れたあとレビューしてみると、
それはそれで面白いんじゃないですか★
【2006/09/04 14:34】 URL | あさり #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
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