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お泣きなさい
今日は本を読みました。
ビートルズを聞きながら、初めての村上春樹。
何故もっと早く読まなかったのか軽く後悔しています。
だからといって今日はその本の紹介ではありません。
それでは今日の一冊。

ウランバーナの森 ウランバーナの森
奥田 英朗 (2000/08)
講談社

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それでは続きを読むからどうぞ★
奥田英朗の『ウランバーナの森』です。
著者のデビュー作です。
内容を少し見てみましょう。

世紀のポップスター、ジョン。
日本人の女性と結婚したジョンは夏を軽井沢で過ごしていた。
ところが酷い便秘に見舞われ、病院に通い始めた。

便秘は治らないまま、通っていた病院がお盆で休診となり、病院を変えたジョン。
その病院からの帰り道で彼は奇妙な体験をすることとなる・・・・・。

日本人妻を持つ、世紀の有名人。
どこかで聞いたことありますね。
そう、あのジャン・レノジョン・レノンがモデルですね。

彼が悲劇の死を遂げたとき、自分はまだ生まれていません。
なので、彼らが起こした全世界を巻き込んだムーヴメントが、
どのようなものだったのか実感は湧きませんが、曲を聴くことは出来ます。

細かい部分を聞かれると困りますが、ビートルズの曲と、ジョン・レノンの曲、
これらに明確な差があることは判ります。
70年にバンドを解散し、80年に再び帰ってくるまでに何があったのか?

バンドを解散した後、反体制の過激な活動もしていたようですが、
75年に子供が生まれて以来、主夫として生活することを選んだようです。
76~79年の夏は毎年軽井沢で過ごしていたそうです。

この76~79年の間の彼の詳細は言及が少ないそうです。
複雑な環境で育ち、過激なことも散々やった彼が、
再び世に出たとき何故あんなにも円くなったのか?

この永遠の謎をフィクションとして、空想する。
そんなオマージュ作品です。
もちろん、こんな背景を知らなくても楽しめるようになってはいます。

中盤からはジョン・レノンの曲を実際に聴きながら読んでみると良いかもしれません。
あくまで、フィクションですので、ご注意ください。
興味が少しでも湧いたら、読んでみてはいかがでしょうか。

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【2006/09/01 23:11】 | 奥田英朗 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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