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宮部みゆきの『
鳩笛草-燔祭・朽ちてゆくまで-』です。
今日は画像がありませんでした。
宮部みゆきの短編集です。タイトルの通り、三作品収録。
これを紹介するのは、そろそろ『クロスファイア』の記事を書きたいためなのです。
この中に収録されている『燔祭』で、
『クロスファイア』内で主人公となるキャラが出ているのです。
『燔祭』は念力放火能力、パイロキネシスと呼ばれる能力を持った女性が主役です。
その力はろうそくに火をつけるなどというレベルではなく、
その気になれば金属をも溶かす力を持っています。
高校生の妹を殺害されたその兄、多田。
容疑者はいるものの、どうにも証拠がない。
司法が裁けない悪を裁くのに、能力を持った青木淳子が協力を申し出た。
私刑は正しいのか、多田と淳子、持つものと持たざるものの葛藤を描く。
この二人は『クロスファイア』でも出てきます。
しかし自分はこの本を読まずに読んだのですが、普通に読めます。
しかし、読んだほうが楽しめるのも事実です。
他の二作も軽くご紹介。
『朽ちてゆくまで』は、
祖母に育てられた智子祖母の死後、両親の遺品のビデオを見つける。
遺品整理がてらビデオを見ると、幼き日の彼女が写っている。
幼い智子が見た夢について両親が語らせている内容であった。
ビデオを見進んでいくうちに現実との奇妙な符号を感じ取った彼女がとった行動は…。
『鳩笛草』は、女性刑事、本田貴子が主役。
彼女もまた、能力者であった。
他人の心を読む能力を持つ彼女は近頃能力に衰えを感じていた。
能力に頼ってきた部分がある貴子は能力なしで仕事ができるのか葛藤し始める。
彼女は能力の呪縛を乗り越えることが出来るのか?
三作とも超能力の話です。
宮部みゆきは社会派よりもこういう作品のほうが向いている、
ということを個人的には実感しました。
SF仕立てではないので、『ありえない』とすぐ言う方にも読んでもらいたいです。
読みやすいので普段読書をしない方にもお薦めです。
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