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台風が三個同時に発生しているらしいですね。
今日は雨のおかげで比較的快適に過ごせました。
しかし適度に水が貯まるくらいに降らせて、
さっさと台風には立ち去ってもらいたいものです。
それでは今日の一冊。



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それでは続きを読むからどうぞ★
綾辻行人の『水車館の殺人』です。
「館シリーズ」の第二作。

ごとん、ごとん……
建物の西側で回り続ける水車の響き。
そうして始まる穏やかな朝、舞台は水車館。

ここではある有名な画家の一人息子が父の作品を回収し、
幼な妻と何人かの執事や家政婦と共に隠遁生活をしている。
館の主の容貌は奇特で、車椅子生活の上、仮面をつけている。

年に一度、父の命日に作品を一部の人間に公表している。
集まった作品狂いの人間達と奇特な夫婦。
凄惨な事件の香りが漂ってくる。

二年連続で館で起きた事件。
現在と過去の事件を交互に描いていく。
招かれざる客、島田は事件を解決できるのだろうか。

この本はあまり内容を書くとつまらなくなってしまうので大まかな部分は以上です。
というのも、典型的なトリックが仕掛けられているからなのですね。
コナン君や金田一少年なら楽々解決してしまうであろうというものです。

しかし、本に引き込まれるほど見えなくなるものなのです。
特にこの本は不気味な雰囲気が本に引き込んでくるのでその虜になってしまう。
そういう人こそが本当にこの本を楽しめると思います。

なんだか勿体ぶってしまいましたが、ミステリが好きな人にはとってもお薦めです。

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【2006/08/08 22:10】 | Novel | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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