森博嗣の『冷たい密室と博士たち
西之園萌絵と犀川創平の通称S&Mシリーズ第二作。 その名の通り密室モノです。 舞台は極地環境研究センタ略して極地研。 低温度実験室を備えた大学の施設。 ここを訪れることになった犀川と萌絵は事件に遭遇する。 密室となった実験室とその搬入室で殺人が起こる。 この密室を崩そうと萌絵が挑む。 シリーズ一作目の『すべてがFになる』に比べるとインパクトが薄いのは確かですが、 基本的に自分で謎解きができるようになっています。 極地研の見取り図などもあり、割とイメージしやすい内容です。 読み所はやはり、文の流れを重視した綺麗な日本語。 読んでみると読みやすく感じるでしょう。 それを声に出して読むとまたリズムがいい。 森博嗣の本には特有のしおりが付いており、そこに詩が書いてあります。 意味は在ったり無かったりのように思えますが、語感が抜群に良い。 声に出して読みたいマザー・グースのような詩。 綺麗な日本語、味わってみてはいかがですか?? ランキング参加中☆ 読んでみたくなったらクリックで投票してください♪ 本ブログランキング FC2ブログランキング 人気ブログランキング スポンサーサイト
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