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With Cocktail
今日も野球はオールスター。
パフィーにデレデレしている松坂は新鮮でした。
新庄は今日もダイビングキャッチしてたし、ピッコロだった人もホームラン打っていました。
パフォーマンスだけでなく、実力あってのプロということを見せてくれました。

それでは今日の一冊。



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それでは続きを読むからどうぞ♪
野沢尚の『殺し屋シュウ』。
いわゆるハードボイルド小説に属するのでしょう。
短編の連作です。長編のシリーズ化だっておかしくない出来だと思います。

首都大学文学部の研究室で働く男、畑中修。
フィッツジェラルドを愛読するこの男の副業は殺し屋。
もともとは普通の青年だった彼が殺し屋に身を投じたのは何故なのか?

この理由となる事件のストーリーが一作目。
以後は依頼を請けてのケースを綴っていく。
この小説の魅力は文字ならではの、心理描写。
殺し屋に感情はないのか?他の人間と何か違うのか?
そういうところの描写が楽しめます。

また、各物語の最後で出てくる行きつけのバーでのカクテル。
カクテルが解からなくても解説はあるので演出効果は落ちません。
ここが最高に渋い。
悲哀漂うハードボイルドの良さが詰まっています。

固ゆでの世界に行ってみてはいかがでしょうか。

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【2006/07/23 21:30】 | Novel | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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