作家アンケートを設置致しました。
トップページの最上部に設置してあるので、ぜひご協力ください。 選択肢は独断と偏見ですが、一応傾向がわかるように設置したつもりです。 千葉のほうではかなり地震が頻発しているみたいですね。 いよいよ関東も地震の歯牙に掛かってしまうのでしょうか。 関東に住む以上、いずれは来ると覚悟しなければならないと解ってはいるのですが。 それでは、本日の一冊をご紹介。 続きを読む前にポチッと応援よろしくお願いします♪ 本ブログランキング FC2ブログランキング 人気ブログランキング それでは続きを読むからどうぞ★
大沢在昌の『新宿鮫
ハードボイルド系のシリーズ、新宿鮫シリーズの第一作です。 ハードボイルドにしては珍しい、刑事が主人公のシリーズです。 ハードボイルドは無頼の文学といっても差し支えないから、 本来、権力側にいる人間を主人公にはしにくいです。 しかし、この小説は設定が上手く、新しさを感じさせてくれるのです。 主人公の鮫島は、新宿署の刑事である。 もともとはキャリア組であった彼は、ある事件をきっかけに、 エリート街道から逸れ、身内からも煙たがられる一匹狼になってしまう。 もともと能力がある人間だけに、一匹狼と為ろうと、 果敢に犯罪者へ噛み付いていく。 そうしていくうちに「新宿鮫」と呼ばれるようになった。 本書で起こる事件は警官の連続殺人。 身内から煙たがれる存在だからといって、鮫島が身内を憎んでいるわけではない。 鮫島は、事件の裏に見え隠れする、銃密造職人を追っていく。 良くも悪くも、ハードボイルドの典型です。 それなのに、長寿シリーズとなっているのは、 やはり設定とキャラ作りの上手さでしょうか。 主人公の鮫島の無頼っぷりはもちろんのこと、 恋人の晶や、変わり者の鑑識の藪など、 少数ながらも、濃いキャラが作られています。 新宿という東京でも有数の盛り場を舞台とした、眠らない街のハードボイルド。 鮫の観察に行ってみませんか。 ランキング参加中☆ 読んでみたくなったらクリックで投票してください♪ 本ブログランキング FC2ブログランキング 人気ブログランキング スポンサーサイト
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