毎日暑いですね。
そろそろ一息入れて雨がほしいところですが、そんな気配もありません。 泳ぎに行きたいなぁ。 そういえば、今はお盆休みでしょうか。 例年は両親の実家である群馬に行ったりするのですが、 今年はバイトがあるので行けません。 今日はお盆らしく、妖怪モノに手を出してみましょう。 続きを読む前にポチッと応援よろしくお願いします♪ 本ブログランキング FC2ブログランキング 人気ブログランキング それでは続きを読むからどうぞ★
京極夏彦の『姑獲鳥の夏
「京極堂シリーズ」の第一作です。 好きな人は本当に好きなシリーズなので書くのを敬遠してました。 一応言っておくと、このページはフリーク向けのページではありません。 それにしてもこの作品、紹介しようとすると漢字変換が面倒です。 まぁ、我慢していってみましょう。 どこまでもだらだらといい加減な傾斜で続いているような坂道。 眩暈坂、そこを登りつめたところには、一つの古本屋があった。 この古本屋、京極堂の古書肆、中禅寺秋彦の本業は陰陽師。 博覧強記という言葉がふさわしいこの男は、日がな一日読書に耽っている。 ある時、東京は雑司ヶ谷の産婦人科病院で事件が起こる。 病院の新生児が次々と失踪してしまい、 さらには、医者の娘が妊娠20箇月に至っているという。 この事件を中禅寺の友人である関口や、探偵の榎木津らが追い、 そうしていつしか事件に憑かれたものたちから妖怪を落とすため、 陰陽師としての仕事、憑物落としによって事件を解決する。 基本的には、中禅寺こと京極堂が主人公なのですが、 彼は安楽椅子探偵のごとく、最後の最後まで積極的に動きません。 話はおおよそ彼の友人の周りで進みます。 話は読めば読むほど複雑に絡み合い、きっと読んでいる多くの人も、 全てのことは把握できなくなっているでしょう。 そうして憑かれた読者もまた、最後の憑物落としでスッキリする。 それがこのシリーズの最大の魅力でしょう。 シリーズにはそれぞれ大きなテーマがあり、 第一作のお話は「認識」についてのお話です。 見事なまでにダメキャラに設定された関口君(=読者?)を通して、 京極堂にお説教され、やり込められるのですが、 知的好奇心の高い人はそれが苦痛とはならないでしょう。 妖怪?そんなもん、いるわけないじゃーん。 なんていう人はぜひ読んでみてほしい一冊です。 シリーズ第一作だけあって、他と比べると薄いのですが、 それでも600ページ強あります。 しかし、中身が伴っているのと、ある工夫がされているので、 それほど精神的には厚さを感じないでしょう。 その工夫とは、ページを跨いだ文が全くないこと。 実は、当ブログもこの影響を受け、自分の環境下においては、 一行にうまく収まるように文章をレイアウトしています。 分厚いだけに、いつでも中断できるこの工夫はとても嬉しいものです。 このシリーズを読むにあたって、注意すべきことが一つあります。 それは、「影響を受け過ぎないこと」です。 あまりに弁が立つ京極堂にすっかり毒されてしまう人が多くいます。 こういった人たちは、会話してるとすぐに判ります。 性格が変わらないように注意しましょう。 厚さに敬遠していた人も、この暑さを契機として、 挑戦してみてはいかがでしょうか。 厚さが暑さを吹っ飛ばしてくれるかもしれません。 ランキング参加中☆ 読んでみたくなったらクリックで投票してください♪ 本ブログランキング FC2ブログランキング 人気ブログランキング スポンサーサイト
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こんばんわ!
ブログランキング応援します。ポチッ☆それにしても毎日暑いですね。
ここ最近毎日35度超えで…暑くて死にそうです(´Д`lll)
あさりさんも体調には気をつけてくださいね☆ 妖怪いるわけないとは思わないけど… そういう系は苦手です(´・ω・`) でもそのくらい厚い本、久しぶりに読みたいです!! 忙しくなればなるほど、読書がしたくなる体質みたいで。。笑 >ブログマスターさん
そうですね、毎日暑いですね。 >まりさん
暑いですね~。 自分の部屋はクーラがないのできついですw お互い気をつけましょうね★ 実際はホラーというよりはミステリィに近いので、 一度挑戦してみてほしいですね♪ |
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