もうすぐ六月も終わりですね。
夏の気配が近づいてくるというのに、 ロマンスの気配は一向に感じられません。 勉強も青春のうち、と言い聞かすしかないようです。 それでは、本日の一冊をご紹介。 続きを読む前にポチッと応援よろしくお願いします♪ 本ブログランキング FC2ブログランキング 人気ブログランキング それでは続きを読むからどうぞ★
三田紀房の『ドラゴン桜
週刊モーニングにて連載、今週で最終回を迎えました。 ドラマにもなったので、ご存知の方も多いでしょう。 生徒の定員割れにより、経営困難となった、龍山高校。 この危機をなんとかするために雇われた弁護士、桜木は、 東大合格者を出し、進学校化を図ろうとする。 初年度は特進クラスを開設し、生徒を募集するも、 結局集まったのは二人の生徒。 なんとしてもこの二人を東大生にするため、 受験のプロ達による、二人への教育がスタートする。 自分はドラマは見ていないのですが、 ドラマは当然二人だけにスポットを当てたものではないのでしょう。 そのあたりはご自分で各種動画サイトへでも…。 詰め込み教育や、学歴主義への批判が高まるなか、 この漫画はそれに逆らうがごとく、受験を推奨しています。 そもそも、「学歴」なんてものに過度にこだわる人は、 自分がそこにコンプレックスを持っている人のように思えます。 スポーツでの「競争」を健全で好ましいものとし、 受験には、「戦争」などという言葉を使って、悪いイメージを与えるのも、 コンプレックスを持った人が多いことを表しているように思えます。 人にはそれぞれ個性があり、運動神経に恵まれたものもいれば、 思考能力に恵まれた者もいるのは当然です。 それぞれが得意なフィールドで戦うのは当然のことであり、 「受験」というファクタにだけ例外を与えるのは、間違っている。 …ということを全面に押し出しつつも、 「学歴」が優遇されていることも認めています。 また、受験というフィールドで、圧倒的な才能を持つ者の存在も認めており、 そんな中で、自分のベストを尽くすということを描いていきます。 受験のプロから、さまざまなテクニックを得て、 二人は成績的にも、精神的にも成長していくのですが、 同時に、努力とスランプも描いているところが好感です。 多くの人にとって、受験勉強とは長いものであり、 上り下りがあるのは当然のことなのです。 そして、何より好感なのは、二人がいよいよ本番だという時に、 二人がある事実に気がつくことです。 「真面目にやっているヤツは圧倒的に強い」と。 最短ルートを駆け上ってきた二人が、自分を振り返ったときに見えた事実。 受験というものは、本当に忌み嫌うべきものなのか。 確実に誰かを蹴落とすスポーツよりも、 他人に干渉できず、自分を高める受験の方が健全ではないか。 そう思わずにはいられない素敵なシーンです。 …とはいうものの、自分は二度と受験などしたくありません。 自分は浪人が面倒で、滑り止めに入ったクチですが、 浪人した友人、先輩は、尽く、浪人は実になったと言っています。 どんな分野であれ、何かに懸命に挑戦し、 やり遂げることはその人にとって大きな財産となるのでしょう。 この漫画家は、絵が下手で、アイデア勝負の漫画が多いのですが、 他にも楽しめる作品を描いています。 ぜひ、他の作品も手にとってもらいたいです。 実際の受験のテクニックよりも、 受験に対する精神面での準備となる漫画といえるでしょう。 いつか子供ができたときには…。 そんな一冊です。 ランキング参加中☆ 読んでみたくなったらクリックで投票してください♪ 本ブログランキング FC2ブログランキング 人気ブログランキング スポンサーサイト
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おひさです、じっちゃんです。(覚えてる?)
『ドラゴン桜』私も読んでる最中です。 書かれている受験テクニックが 結構納得のできるものでうならされます。 最近英検を受けたんですが、 それにも参考になりましたよ。 >じっちゃんさん
お久しぶりです。 もちろん覚えてますし、ブログも拝見させていただいております。 メンタル面でのテクニックが多いせいか、 何にでも応用が効きそうな感じですよね。 あ、英検合格されたようで、おめでとうございます。 自分は一度も英検受けたことがないのですが、今度挑戦してみようかな…。 |
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