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皆様のおかげでございます。 これからも「はちみつの蜜壺」をどうぞご愛顧を。 最近グーグルに嫌われた代わりにヤフーに好かれたようで、 多く検索にかかっています。 特に、「秋のゴールデンウィーク」に関する検索がほとんどで、 たまたま使った言葉が今年の法改正に伴ってクローズアップされているようです。 一応この場で解説をしておきますと、 敬老の日がハッピーマンデーの対象となったことによって、 祝日と祝日の間が一日のときは、その挟まれた日を国民の休日とする、 という法律により、これが適用される可能性が出たわけです。 つまりは、9月23日の秋分の日に対して、 9月21日が月曜日で敬老の日となった場合に、 22日も休みになることによって、土~水の5連休が誕生し得ます。 これを一般に秋のゴールデンウィークと云うようです。 QED。 さて、それでは本分である今日の一冊をご紹介。
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岡嶋二人の『クラインの壺』です。
皆様は、クラインの壺というものをご存知でしょうか。 メビウスの輪というのは聞いたことがあると思います。 メビウスの輪は、二次元平面に三次元の捻りを与えて、 裏表の区別を失くしたものです。 クラインの壺というのは、このもう一次元上、 つまりは、三次元立体に四次元の捻りを加えるものです。 …と言っても、三次元世界で生きる自分たち人間には認識が難しい。 そこで、不完全ながら我々が認識できる形に落とします。 まずは普通の紙を丸めた円柱を考えます。 その円柱の一部に穴を空け、そこに円柱の片側を通し、 円柱の反対側の内部と結合します。 …今のでイメージできた方は理系の素養があると思います。 さて、粘土で作ってみた非常に拙いクラインの壺をみてみましょう。 ![]() ![]() 非常にわかりにくいですが、写真下に見える、 穴から内部を通ってみてください。 (写真上のクリーム色のパイプ内部を最初に通って行きます) いつの間にか外に出られることがわかります。 さて、肝心の本に関してですが、 K2と呼ばれる、ゲーム業界に革命を起こすであろうゲームが、 極秘裏に開発されていた。 K2は現在でもとても作ることのできない、 全感覚のバーチャルシュミレートゲームとなっています。 このK2のストーリィ上の原作者を主人公として、 開発中のK2のテスタとしてゲームの世界へと行きます。 驚くほど精巧なこのゲームには、隠された秘密を感じる主人公。 その秘密に肉薄した主人公が見たものは…。 小説慣れしている人ならば、タイトルだけでどういう内容か想像できるでしょう。 話の全体的な流れよりも、構成を楽しんでほしいです。 この直接的なタイトルの通り、読んでいると、 軽い眩暈のような感覚に襲われます。 ここは裏なのか、表なのか。 それはやがて現実世界の読者の存在も揺るがし、 ミステリというよりは、ホラーに近い感覚を味わえるかもしれません。 これを読んでいるあなた。 そこにいるあなたは、現実の世界のあなたですか? あなたがとても精巧な夢の中にいないと言い切れますか。 ぜひ、その答えを探しに、K2の世界へ… ランキング参加中☆ 読んでみたくなったらクリックで投票してください♪ 本ブログランキング FC2ブログランキング 人気ブログランキング スポンサーサイト
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ぬお・・・
難しい話になると頭がいたく・・・w 休みが増えるってことだけわかりました(コラ 一次元とか二次元とか三次元とか… おなか一杯ですw でも、難しいことをぺらぺら話す男子に 昔から胸キュンしますw >愛美さん
休みが増えるって判れば上出来ですw まぁ図形的なお話は、脳の構造的に女性は苦手だと聞きます。 なので分からなくてもいいじゃないですかw 自分でよければいつでも胸キュンしてくださいw …え、違う? そうですか違うですか。 四次元っていうものが何なのかってもうわかってたっけ??
クラインの壷っていうのはようはあれですか??進んだはずなのに入り口に戻ってるってやつですかい?? >鶴ちゃん
チミが言いたいと思われるのは、 縦横高さに続くものが何か?ってことかな。 この三つは人間が認識できる三次元に、 名前をつけたものであって、 数値的には4次元だろうと100次元だろうと、 高次元空間というものは存在し得るわけですね。 よく聞く四つ目の要素は「時間」だけれども、 これは、三次元空間に同位相で存在できる、 ということを表すのにわかりやすいからかな。 一次元落として考えてみよう。 縦横の二次元世界で、適当に点を打ってみる。 この状態では、同じ場所に同じ点は打てないように感じるよな? ここで、奥行きをつけてみると、 打った点の奥か手前に何個でも点を打てる。 でも見えているのは二次元だから、 手前でも奥でも同じ一つの点に見えるわけだ。 三次元の話に戻して、四次元が時間だと考えると、 今俺がいる場所に同時に君はいることができない。 でも、時間をずらせば同じ場所にいることができる。 このことが、さっきの説明に対して、 都合よく纏まっているということだね。 結局、あくまで「時間」は便宜上というだけで、 それが人間が認識できるなかで最もイメージしやすいってだけだね。 クラインの壺に関しては、 画像の不完全クラインの壺に関しては概ね合っている。 しかし本当のクラインの壺は、 「内部と外部の区別がない」、「立体」 だね。 |
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