お久しぶりでございます。
妹の誕生日だったり、大学院の面接だったりと、 それなりに雑務をこなしてまいりました。 大学院の面接では教授に囲まれて非常に辛かったです。 就活をしている人達の気持ちが少しわかりました。 自分の意識の低さを実感、少し勉強へのモチベーションが上がりました。 さて、今日は池袋へ遊びに行ってまいりました。 平日にも関わらず、結構な人の群れがいましたが、道が広いのが救いですね。 阿部寛が出ている、「大帝の剣」を観てきました。 個人的にはもっとギャグに走っていいと思いましたが、 アクションが好きならそれなりに楽しめるのではないでしょうか。 それでは、今日の一冊をご紹介。
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宮部みゆきの『我らが隣人の犯罪』です。
柔らかな題材を用いた、人があまり死なないミステリの短編集です。 引越し先は、ラ・コーポ大町台。 いい物件が手に入り、快適な新生活が始まると、そう思っていた。 ところが。 隣には、怪物が棲んでいた。 独身女性が飼っている猫、スピッツのミリー。 機関銃のようなその泣き声に終日悩まされることになるのである。 「僕」は、仲の良い叔父さんと、この状況を打開すべく、 ある犯罪を企み始めたのであった・・・。 という内容の表題作、「我らが隣人の犯罪」を含んだ、 五作が収録されています。 この短編集の最大の特徴は、優しい物語であることでしょう。 人が殺されるばかりがミステリではない、 人が殺されなくても、良質のミステリは描けるんだ、 ということがよく解る一冊だと思います。 あまりにも物語的過ぎて苦手だと感じる人がいるかもしれませんが、 映画のドラえもんのジャイアンは良い子になりすぎだ!! ということが気にならない人には問題ないでしょう。 個人的にお気に入りなのが、 小学校の卒業研究に、サボテンの超能力を研究する、 ということを選んだ小学生たちと、それを支持する退職間近の教頭を描いていく、 「サボテンの花」がお気に入りです。 読後感の良い一冊なので、疲れたときに読んでほしいです。 人が死なないミステリっていいものですよ。 ランキング参加中☆ 読んでみたくなったらクリックで投票してください♪ 本ブログランキング FC2ブログランキング 人気ブログランキング スポンサーサイト
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