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人は神になれない、だからこそ最後の審判は人ならぬものに託したかった。
天気の悪い日が続きます。
テストが近づくとブログを更新しようとする気がやたら出てくるのは自分だけでしょうか?
それでは今日の紹介。



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それでは続きを読むからどうぞ★
綾辻行人の『十角館の殺人』です。
綾辻行人のデビュー作で、館シリーズの第一作。
最近では珍しくなってしまった本格ミステリものです。

この『館』シリーズは、天才建築家の中村青司が建てた建物で次々と起こる、
凄惨な殺人事件のシリーズです。
しかし、探偵役の島田潔の視点では話は語られず、館の主あるいは、
館に招待されていた人物の視点で話は進みます。
また、この中村青司という建築家が立てた建物にはある仕掛けが施されています。
その仕掛けは館ごとに異なり、一風変わった非日常空間を演出する助けになっています。

今回の話の舞台は半年前に凄惨な殺人事件が起きた九州の孤島。
島にそびえ立つ建物、『十角館』。
大学のミステリ研究会の7人が訪れ、連続殺人が起こる。
一人、また一人と減っていく人間。
犯人は内部の誰かなのか?それとも外部の人間なのか?
残されるミステリマニア達が疑心暗鬼ながら各々で探偵を務める。

彼らはお互いをあだ名で呼んでおり、名前は警察の介入まで一切語られない。
有名な推理小説の作者名で呼びあう様や不気味な建物。
それに加えて連続殺人。
定番のスタイルではありますが、それだけにミステリという雰囲気を十分に味わえます。

事件解決時にはあっと驚く人が多いはずのトリック。
自分もその一人ですが…。
たまには本格ミステリ、いかがですか?


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【2006/07/20 21:13】 | Novel | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
<<素朴 | ホーム | 「現実とは何か、と考える瞬間にだけ、人間の思考に現れる幻想だ。」>>
コメント
あさりさんの記事を読んで、森博嗣のあとは綾辻の館シリーズを一気読みするのも良いなぁと思ってきました。
館シリーズで私のベストはこの『十角館』です。あのトリックが解かれたあと、背中がぞっとしたのを昨日のように思い出します。定番だからこそのすごさですよね。
館一気読み…良いかもしれない。
【2006/09/02 19:28】 URL | まじょ。 #0HMKsla6[ 編集] | page top↑
>まじょ。さん
現実に実行可能かどうかはさておき、
小説ならではのすごいトリックですよね。

自分は館シリーズをまだあんまり読んでないのですが、
今のところこの十字館が好きですね★
一気読み・・・楽しみにしてます♪
【2006/09/02 20:01】 URL | あさり #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
はじめまして。
まじょ。さんのところから飛んできました。
僕も初めて読んだときのインパクトは強烈でした。
島田潔の質問に犯人が答え、事件の様相が一編する瞬間は背筋ゾクゾクものだと思いました。
【2006/10/04 00:34】 URL | たいりょう #cvzXk6ug[ 編集] | page top↑
>たいりょうさん
はじめまして★
コメントありがとうございます。

世界がひっくり返るステキな瞬間ですよねw
【2006/10/04 18:26】 URL | あさり #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
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