そういえば、来年から配属される研究室が決まりました。
「社会と技術の数理研究室」です。 具体的なことを言えば、スポーツのリーグ戦の日程で最適なものを探す、 なんてものなどでしょうか。 はい、普通の人には興味ないですね。 それでは、今日の一冊をご紹介。
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東野圭吾の『私が彼を殺した』です。
以前に紹介した、「どちらかが彼女を殺した」の趣旨を継いだ第二段。 普通に最後まで読んでみても、犯人の名前が一切出てこない。 考えて、答えを出すのは読者です。 今回殺されるのは最低男の穂高、そして容疑者は三人。 穂高の婚約者の兄妹で妹と近親相姦の関係を持っていた兄。 最愛の恋人を取られた男。 そして、過去に捨てられた女。 物語はこの三人の視点から語られ、真実が保障されるのは地の文のみ。 自分は「どちらか~」は核となる部分が解りましたが、 この作品は袋とじの解説を読むまで完全に解りませんでした。 (完全に理解することと形が掴めている程度では差があるのは解っています) 記事を書くに当たって、いろいろな解説サイトを回ってみましたが、 基本的な解はどこも同じようです。 これに対する反論は、共犯の可能性と警察の立ち回りにあるようですが、 警察の立ち回りはとにかく、共犯の可能性まで考えるのはあまりに面倒です。 このような形式に関わらず、基本的に共犯がいる作品は苦手です。 納得がいく答えが出たら、このようなサイトをまわってのも良いでしょう。 どのような思考パターンがあるのか、自分以外のものに触れるのは面白いです。 アマゾンのレビューなどには、すごい日本語?で凄いことが書いてあったりと、 きちんと考えれば、作品への思い入れは強くなること間違いなしでしょう。 細かいことに拘らず、考えることに意義がある小説だと思います。 答えが間違っていても、わからなくても、一所懸命考えること。 それこそが作者が望んでいる読み方だと思います。 流行の脳トレーニングもいいですが、 アナログな脳トレーニングもたまにはいかがでしょうか。 ランキング参加中☆ 読んでみたくなったらクリックで投票してください♪ 本ブログランキング FC2ブログランキング 人気ブログランキング スポンサーサイト
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これ、加賀恭一郎出てませんでしたっけ?
随分前に呼んだのでおぼろげですが、 犯人が解ったと思ったのは袋とじを読んでからでした(笑) 学生街の殺人から、赤い指までの間に、 ちらちら加賀恭一郎が出てきてますよね。 最近読んだ本は『赤い指』でした。 そろそろ新しいのを買おうかな・・・ こんばんは。
「どちらかが彼女を・・・・」のほうは読みましたが、こっちはまだです。 加賀刑事シリーズは、なんかいつも物足りなさが残るのであまり好きではないんですが、それでも何冊か読んでいます。 脳トレですか! なるほど。こういう脳トレだったら、いくらでも楽しめますね! 妙に納得してしまいました(笑) 研究室の配属決定、おめでとうございます。 (おめでとう、という言葉はおかしいのかもしれませんが 笑) >綾瀬さん
そうですね、綾瀬さんのところの記事を読んで、 あ、今日は加賀恭一郎でいこうと思いましたww やっぱ普通の人は袋とじ見てからですよね。 自分だけじゃなくて良かったw 東野圭吾の数少ないシリーズキャラですよね。 それぞれ話は独立してますけど。 『赤い指』読みたいですねぇ。 お金と収納スペースの問題で文庫落ち待ちですw >ぶんこやさん
確かに加賀が出てくるのには堂々の活躍! というか、華がないのかもしれませんねw 読書に慣れると意外と注意して読んでない部分が増えたりしますからね。 やっぱりこういう本も必要だと思います。 ありがとうございます★ |
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「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾著、読んでみました。 「東野圭吾」著、5作目。この作品も面白かった。 前回読んだ「どちらかが彼女を殺した」の練馬警察の「加賀刑事」が登場し大活躍です。どうやら加賀刑事は他の作品にも登場してるらしいで 男を磨く旅【2006/12/24 14:33】
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