fc2ブログ
どこにあるやら、男女の調和
今日は配属になる研究室の顔合わせがありました。
部屋を使う上での基本的な注意事項を聴き、必要書類に記入。
お互いに名乗って適当な自己紹介。

教授「・・・早速ですが、忘年会をやり損ねたので、新年会をやろうと思います
いいですね、こういうノリ、大好きです。
ところが、これが予定されている日、必修科目のテスト前日なのです。
教授「行けそうな人はこの紙に名前書いておいてね。じゃあ、君から回そう

あぁ、君ね、というわけで回ってきた白紙の紙。
周りの状況を見計らって、ということも出来ず完全なアウェイ状態。
・・・・・・学生の本分はもちろん勉強。

と、いうわけで、キッチリ名前書いてきました。
テスト勉強なんて知ったこっちゃないですね
その後は、男は比較的ノリノリ、女性は慎重、といった様子でした。

それでは今日の一冊をご紹介。

話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く 話を聞かない男、地図が読めない女
―男脳・女脳が「謎」を解く

アラン ピーズ、バーバラ ピーズ 他 (2002/09)
主婦の友社

この商品の詳細を見る

続きを読む前にポチッと応援よろしくお願いします♪
本ブログランキング  FC2ブログランキング  人気ブログランキング

それでは続きを読むからどうぞ★
Allan & Barbara Pease の『話を聞かない男、地図が読めない女』です。
言わずもがなの大ベストセラーですね。
どれくらいかと言えば、そろそろ一ヶ月前と迫ったセンター試験や、
各地の大学の入試になるくらい有名です。(もちろん英語ですが)

この本は、基本的には、「男と女は違う」ということを認めた上で、
そこからの視点を元に議論が進められます。
従いまして、男女同権活動などをなさっている方などで、
この基本概念が受け入れられないという人は、ここでお戻りください。

念のため断っておきますが、男女に優劣があると言っているわけではありません。
これはこの本の第一章の冒頭でも語られています。
個人的に、違いを認めないということはそれこそが差別となると思っております。
違いを許容できるようになることが肝要だと思います。

話は少しずれますが、自分はこの本の考えを支点として、
科学的アプローチを完全に排除する教授の、「憲法」の授業のレポートで、
その教授の著書の反論をしたことがあります。
男女は同権であるべきだが、同一ではないという論旨ですね。

政治的、道徳的観念だけでなく、科学の分野においても、
完全男女同一視を押し付けるような酷いものだったので。教科書高かったし
この分野においては素人ですので、もちろん間違いも多々あったでしょうが。

女性だから、という偏見は当然あってはならないものですが、
しつこいようですが、男性と女性との間に違いは存在する、
ということを認めることこそが、偏見を無くすことだと思います。
これすらも男性優位からの視点だ、と言われると何も言えませんが。

さて、この本では、進化の過程において、男は狩りをし、
女は木の実の採集などという役割分担によって、男は守る、女は育てる、
というように、役割に応じて別の機能を持つようになったと考えています。
男性は遠方まで見通せるが、女性は周辺視野が広いといったようなものです。

序盤は具体的な男女の違いはどういうところにあるのか、
というところを挙げていきながら、自分が男脳と女脳のどちら寄りなのか、
判定するテストをやってみる、といった構成です。
ちなみに自分は男の中では、かなり女脳寄りでした。

中盤からは、これを踏まえて、男女のコミュニケーションなどを例にとって、
男脳と女脳を比較検討していきます。
終盤は恋に落ちるメカニズムや、恋愛問題、
さらには男女のセックス観の違いなどに言及します。

ちょっとした例を出してみると、
男女間の恋愛において、科学的には、気がある場合、
男性の場合は声が少し低くなって、女性は逆に高くなる。
なんてことが書かれています、みなさんはどう思いますか?

ベストセラーだけあって、全編を通して、難しい話はなく、
ジョークや絵や実例を交えて解りやすく書かれています。
男と女ってどうしてこんなに分かり合えないのか、
なんて思っている方にお薦めです。

ランキング参加中☆
読んでみたくなったらクリックで投票してください♪

本ブログランキング  FC2ブログランキング  人気ブログランキング
スポンサーサイト



【2006/12/14 00:27】 | Academic | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
<<この先咲くかどうかわからない、夢を育てている、そう感じる時がある | ホーム | 犯人はあなたです>>
コメント
お久しぶりです
先日は訪問頂き有難う御座いました。

この本は数年前に読みましたが
男女は同権であるけれど質が違うと言うような事を
考え、生まれながらに女の人の心を持つ
男の人の病気(性同一なんとか・・・)逆の場合も・・・
なんかでイジメを受けて差別されている人たちの
ドキュメントを思い出し複雑な心境に陥りました。

この間、前世占いをしたら、江戸時代の貧乏な
お城のお姫様でした

男か女に生まれるの、はいつ決まるんでしょうネ

<男性の場合は声が少し低くなって>
記憶に残っていませんが、恋愛のデータが不足している為
なんともコメント出来ません。
ではでは!
【2006/12/14 11:13】 URL | ぷりゅす #-[ 編集] | page top↑
男性の場合は声が少し低くなって、女性は逆に高くなる。

これ、うちは合ってると思いますよ!!
男性は低い方が落ち着いたオトナな印象を植え付けられるし、
女性は高い方がかわいらしい印象になるし。。
…まぁ数少ない経験からですけどね。笑

ちなみに、まりさん本当に地図が読めない女です^^;
【2006/12/14 12:16】 URL | まり #-[ 編集] | page top↑
面白いッスね-。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚

俺の周りの同年代の女性はBITCHな人ばかりなので、男との違いがあまり見受けられなかったんですけど…確かに声高くなってましたね(・∀・)

相手が男なら誰彼構わず、声を高くしてましたねorz
【2006/12/14 15:54】 URL | ニック #-[ 編集] | page top↑
この本、もっと難しい内容だと思っていたら
案外親しみやすそうですね!
今度書店で見つけたら、手に取ってみようと思います☆

新年会、私だったら参加します(笑)
【2006/12/14 20:46】 URL | 笑花 #NVT.ykyY[ 編集] | page top↑
>ぷりゅすさん
人間は誰かと比較して自分の立ち位置を確立する生き物ですからね。
違いを寛容するというのは思いのほか難しいものです。

男女の決定ですか・・・・。
やっぱり受精の瞬間?・・・夢がない答えですねw
【2006/12/15 23:33】 URL | あさり #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
>まりさん
まりさんは低い声がお好みですか。
前、テレビでお見合いに連敗する人を助ける、といった企画で、
女性に好感を持たせるには、普段より少し高めの声、
「ソ」の音で喋ると良い、というのも観たんですよねw

確かに女性は高いほうが可愛らしいかも・・・・ww

地図は男に読ませればいいんですw
適材適所ってやつですね★
【2006/12/15 23:36】 URL | あさり #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
>ニックさん
元が洋書なので、西洋風のジョークがふんだんに使われていますw
意外と楽しめますよ♪

男なら誰でもとは・・・・w
・・・・発情期ってヤツですかねw
【2006/12/15 23:38】 URL | あさり #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
>笑花さん
意外と難しいことは書いてない、と言うより、
解りやすく説明されているって感じですね★
話のネタとしても、読んで損はないと思いますので是非♪

さすが笑花さん、もちろんですよねww
【2006/12/15 23:40】 URL | あさり #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://asari213.blog73.fc2.com/tb.php/118-6312fc6d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |